「本を読まない人って、何が問題なの?」「読書しなくても困らないのでは?」
そう思っている方も多いかもしれません。しかし、本を読まない人には共通する特徴があり、それが人生の様々な場面で影響を与えていることがわかっています。
文化庁の調査によると、日本人の47.5%が本を読まないとされており、先進国の中でもトップクラスの「読書離れ」が進んでいます。SNSや動画コンテンツの普及により、長い文章を読む習慣が失われつつあるのです。
この記事でわかること
- 本を読まない人の7つの特徴と共通点
- 本を読まないことで生じるデメリット
- 本を読む人との決定的な違い
- 読書習慣をゼロから始める方法
この記事を読めば、「本を読まない」ことの影響を理解し、読書を始めるきっかけが見つかりますよ。
本を読まない人の7つの特徴

まずは、本を読まない人に共通する7つの特徴を紹介します。
あなた自身や周りの人に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
特徴1|視野が狭い
本を読まない人に最も多い特徴が、視野が狭いことです。
視野を広げるには、自分とは異なる意見や価値観、文化などに触れることが必要です。本を読まないと、自分の経験や身の回りの情報だけで物事を判断してしまいがちになります。
結果として、以下のような傾向が見られます。
- 自分の考えが絶対に正しいと思い込む
- 異なる意見を受け入れられない
- 新しいアイデアが浮かびにくい
- 固定観念にとらわれやすい
読書は「他者の視点を借りる」行為です。様々な著者の考えに触れることで、自然と視野が広がっていきます。
特徴2|会話の引き出しが少ない
本を読まない人は、会話に広がりがない傾向があります。
1の問いに1の回答を返すだけで精一杯になり、話題を膨らませたり、別の視点から意見を述べたりすることが苦手です。
これはインプット不足が原因です。本を読んでいれば、様々な知識やエピソードをストックできますが、読まない人はそのストックが少ないのです。
たとえば、ビジネスの話題が出たときに、
- 本を読む人:複数の事例や理論を交えて話せる
- 本を読まない人:自分の経験談しか話せない
このような差が生まれます。
特徴3|感情的に行動しがち
本を読まない人は、行動が感情的になりやすい傾向があります。
読書を通じて様々な考え方に触れていれば、「こういう見方もある」「こう対処すればいい」というパターンを知ることができます。しかし、そのストックがないと、感情のままに反応してしまうのです。
具体的には以下のような傾向があります。
- 問題が起きるとすぐにパニックになる
- 怒りをコントロールできない
- 不安を抱えやすい
- 冷静な判断ができない
読書は「疑似体験」でもあります。本の中で様々なシチュエーションを経験することで、実生活でも落ち着いて対処できるようになります。
特徴4|文章力が低い
本を読まない人は、文章力が低い傾向があります。
これはシンプルに、良い文章に触れる機会が少ないからです。料理人が様々な料理を食べて味覚を養うように、文章力も多くの文章を読むことで養われます。
文章力が低いと、以下のような場面で困ることがあります。
- メールや報告書がわかりにくい
- SNSの投稿が伝わらない
- プレゼン資料の作成に時間がかかる
- 誤解を招く表現をしてしまう
ビジネスでもプライベートでも、文章で伝える機会は多いです。読書不足は文章力に直接影響します。
特徴5|社会に対して受け身
本を読まない人は、社会に対して受け身な考え方の人が多いとされています。
今、自分の周囲に存在するものや人だけで満足してしまっているため、本を読もうと思わないのです。
具体的には以下のような傾向があります。
- 現状維持で満足している
- 自ら情報を取りに行かない
- 与えられた選択肢から選ぶだけ
- 変化を好まない
読書をする人は好奇心が強く、行動力がある傾向があります。本を読むこと自体が「能動的に情報を取りに行く」行動だからです。
特徴6|知識・情報不足でチャンスを逃す
本を読まない人は、知識・情報不足でビジネスチャンスを逃していることがあります。
たとえば、新しいテクノロジーや市場のトレンドは、本を読んでいれば早い段階でキャッチできます。しかし、読書習慣がないと、周りが動き出してから気づくことになります。
投資、転職、起業など、情報が命の場面で後手に回ってしまうのです。
特徴7|年収が低い傾向がある
複数の調査で、読書量と年収には相関関係があることが示されています。
もちろん「本を読めば必ず年収が上がる」わけではありませんが、読書習慣のある人は以下の傾向があります。
- 自己投資への意識が高い
- スキルアップに積極的
- 情報収集能力が高い
- 論理的思考力がある
これらの特徴が、結果としてキャリアアップや収入増加につながると考えられています。
本を読まない人が増えている背景
なぜ、本を読まない人が増えているのでしょうか。その背景と理由を解説します。
SNS・動画コンテンツの普及
本を読まない人が増えた最大の理由は、SNSや動画コンテンツの普及です。
TikTok、YouTube、Instagram、Xなど、短時間で楽しめるコンテンツが溢れています。これらは「受動的」に楽しめるため、能動的に文字を追う読書よりもハードルが低いのです。
結果として、「読書の時間がSNSに置き換わった」人が増えています。
忙しさを理由にしている
「仕事が忙しくて本を読む時間がない」という声は多いです。
しかし、実際には「時間がない」のではなく「優先順位が低い」ことがほとんどです。SNSを見る時間、動画を見る時間はあるのに、読書には時間を割けないのは、読書の優先順位が低いからです。
成功者と呼ばれる人々の多くが読書家であることからもわかるように、忙しい人ほど読書を優先しています。
読書習慣がなかった
子どもの頃から読書習慣がなかった人は、大人になっても本を読まない傾向があります。
- 学校で読書の時間がなかった
- 親が本を読む姿を見たことがない
- 家に本がなかった
- 読書感想文がトラウマになっている
このような環境で育つと、「本を読む」という選択肢自体が頭に浮かばないことがあります。
長文を読むのが苦手
SNSの短文や動画に慣れた結果、長い文章を読むこと自体が苦痛に感じる人が増えています。
これは「デジタル脳」とも呼ばれ、短い情報を次々と消費することに慣れてしまった脳の状態です。
本を1冊読み切るには、ある程度の集中力と忍耐力が必要ですが、その力が低下しているのです。
本を読まないことのデメリット
本を読まないと、具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
語彙力・表現力が伸びない
読書は語彙力と表現力を養う最良の方法です。
日常会話やSNSでは限られた語彙しか使いません。しかし、本には様々な表現が登場し、新しい言葉に触れる機会が増えます。
語彙力が低いと、以下のような問題が生じます。
- 自分の気持ちを適切に表現できない
- 相手の言葉のニュアンスを理解できない
- ビジネス文書が稚拙になる
- 説得力のある話ができない
想像力・創造力が低下する
読書は想像力を鍛えるトレーニングでもあります。
動画コンテンツは映像と音声で情報が与えられますが、本は文字だけです。読者は文字から場面を想像し、登場人物の表情や声を思い浮かべます。
この「想像する」という行為が、創造力や発想力の土台になります。本を読まないと、この能力が育ちにくくなります。
論理的思考力が育たない
本(特にビジネス書や学術書)は、論理的に構成されています。
「問題提起→根拠→結論」という流れを何度も読むことで、自分自身も論理的に考える力が身につきます。
本を読まないと、この訓練の機会を失い、感覚的・感情的な判断に頼りがちになります。
ストレス解消の手段が減る
意外かもしれませんが、読書には高いストレス解消効果があります。
イギリスのサセックス大学の研究では、読書はストレスを68%軽減する効果があると報告されています。これは音楽を聴く(61%)や散歩(42%)よりも高い数値です。
本を読まないと、この効果的なストレス解消法を活用できません。
50歳以降の人生に影響する
読書習慣がないと、50歳以降の人生が大変になるという指摘もあります。
知識やスキルのストックがないまま年齢を重ねると、変化への対応力が低下します。社会の変化についていけず、新しいことを学ぶ意欲も失われやすくなります。
一方、読書習慣のある人は年齢を重ねても学び続ける姿勢があり、変化を楽しめる傾向があります。
本を読む人と読まない人の違い

本を読む人と読まない人には、どのような違いがあるのでしょうか。具体的に比較してみましょう。
思考パターンの違い
| 項目 | 本を読む人 | 本を読まない人 |
|---|---|---|
| 情報源 | 本・記事・動画など多様 | SNS・動画が中心 |
| 思考の深さ | 深く考える傾向 | 表面的になりがち |
| 判断基準 | 論理的・客観的 | 感覚的・主観的 |
| 視野 | 広い | 狭くなりがち |
コミュニケーションの違い
本を読む人は、会話の質が高い傾向があります。
- 話題が豊富で会話が弾む
- 相手の話を理解する力が高い
- 適切な言葉を選べる
- 論理的に説明できる
一方、本を読まない人は会話の引き出しが少なく、同じ話題を繰り返したり、説明が上手くできなかったりすることがあります。
問題解決能力の違い
本を読む人は、トラブルを「貴重な経験」として受け止め、前進する傾向があります。
これは、読書を通じて様々な問題解決のパターンを知っているからです。「こういうときはこうすればいい」という引き出しが多いため、問題に直面しても慌てずに対処できます。
成長意欲の違い
本を読む人は好奇心が強く、常に学び続ける姿勢があります。
新しい知識を得ることに喜びを感じ、自己成長への投資を惜しみません。一方、本を読まない人は現状維持志向が強く、成長機会を逃しやすい傾向があります。
本を読まない人が読書を始める方法
ここからは、本を読まない人が読書習慣を身につける具体的な方法を紹介します。
ステップ1|「1日10分」から始める
最初から「毎日1時間読書する」と決めると挫折します。まずは1日10分から始めましょう。
10分なら、通勤電車の中、寝る前、昼休みなど、スキマ時間で確保できます。「毎日5ページ」など、小さな目標を立てるのもおすすめです。
大切なのは継続すること。小さな習慣を積み重ねることで、自然と読書量が増えていきます。
ステップ2|読む時間を固定する
「時間があったら読む」では、いつまでも読書習慣は身につきません。「絶対に本を読む時間」を決めることが重要です。
おすすめの時間帯は以下の通りです。
- 朝6時〜7時:脳がクリアで集中しやすい
- 通勤電車の中:毎日必ずある時間
- 昼休み:食後の15分を読書に
- 寝る前30分:スマホを本に置き換える
「この時間は必ず読書する」とルール化することで、習慣になりやすくなります。
ステップ3|好きな本から始める
読書初心者が最初から難しいビジネス書を読む必要はありません。好きな本・興味のある本から始めましょう。
- 好きな芸能人の自伝
- 趣味に関する本
- 話題の小説
- 漫画の原作小説
ジャンルは何でも構いません。大切なのは「本を読む楽しさ」を知ることです。楽しい経験が増えれば、自然と他のジャンルにも興味が広がります。
ステップ4|つまらなければやめていい
「途中でやめてはいけない」と思い込んでいませんか?
読んでいて面白くない、自分に合わないと思ったら、遠慮なく次の本に移ることが大切です。無理に読み続けると、読書自体が嫌いになってしまいます。
本は世の中に無数にあります。1冊が合わなくても、必ず自分に合う本が見つかります。
ステップ5|環境を整える
読書を習慣化するには、環境づくりが重要です。
- 本を目につく場所に置く:リビングのテーブル、枕元など
- スマホを遠ざける:読書中は別の部屋に置く
- 本を常に持ち歩く:カバンに1冊入れておく
- 読書スペースを作る:お気に入りの椅子と照明を用意
行動のハードルを下げることが、習慣化への鍵です。
ステップ6|オーディオブックを活用する
「文字を読むのが苦手」という人には、オーディオブックがおすすめです。
Audible(アマゾン)やaudiobook.jp(オトバンク)などのサービスでは、プロのナレーターが本を読み上げてくれます。
オーディオブックのメリットは以下の通りです。
- 通勤中、家事中、運動中に「ながら読書」ができる
- 目が疲れない
- 文字を追う必要がない
- プロの朗読で感情移入しやすい
「活字を読むのが苦手」という壁を、オーディオブックなら乗り越えられます。
ステップ7|読書記録をつける
読んだ本を記録することで、読書へのモチベーションが維持できます。
おすすめのツールは以下の通りです。
- ブクログ:読んだ本の記録と感想が書ける
- 読書メーター:読書量がグラフで見える
- Notion:自由にカスタマイズできる読書ノート
- 手書きの読書ノート:アナログ派におすすめ
「今月は5冊読んだ」と可視化されると、達成感が得られます。
本を読まない人におすすめの入門書
読書初心者が最初に読むべきおすすめ本を紹介します。
小説から始めたい人向け
- 『君の膵臓をたべたい』(住野よる):映画化もされた感動作。読みやすい文体で一気読みできる
- 『コンビニ人間』(村田沙耶香):芥川賞受賞作。短くて読みやすい
- 『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦):独特の文体だが、ハマると病みつきになる
自己啓発から始めたい人向け
- 『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健):対話形式で読みやすい。人生観が変わる
- 『夢をかなえるゾウ』(水野敬也):笑いながら学べる自己啓発小説
- 『運転者』(喜多川泰):物語形式で「運」の本質がわかる
ビジネス書から始めたい人向け
- 『1分で話せ』(伊藤羊一):短く実践的。すぐに使える内容
- 『イシューからはじめよ』(安宅和人):論理的思考の入門書
- 『超 筋トレが最強のソリューションである』(Testosterone):筋トレ×自己啓発。読みやすく、やる気が出る
エッセイから始めたい人向け
- 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ):多様性について考えさせられる
- 『一汁一菜でよいという提案』(土井善晴):料理を通じて生き方を考える
- 『もものかんづめ』(さくらももこ):軽快で笑えるエッセイ
読書を続けるためのコツ

読書を始めても、続かなければ意味がありません。読書を継続するためのコツを紹介します。
複数の本を同時に読む
1冊を読み終えてから次の本を読む必要はありません。複数の本を同時に読むことで、飽きずに読書を続けられます。
- 朝は自己啓発書
- 通勤電車では小説
- 寝る前はエッセイ
このように、シーンに合わせて読み分けると、読書がより楽しくなります。
Kindleや電子書籍を活用する
「本を持ち歩くのが重い」という人は、電子書籍がおすすめです。
スマートフォンやKindle端末があれば、いつでもどこでも読書ができます。Kindle Unlimitedなら月額980円で200万冊以上が読み放題なので、気軽に様々な本を試せます。
読書会に参加する
「一人では続かない」という人は、読書会への参加を検討しましょう。
読書会では、同じ本を読んだ人と感想を共有できます。他の人の視点を知ることで、本の理解が深まりますし、「次の読書会までに読まなければ」というプレッシャーも良い刺激になります。
読まない日があってもいい
「毎日必ず読む」と決めすぎると、読めなかった日に罪悪感を感じてしまいます。
読みたくない日は読まなくていいのです。無理に読むと、読書に対してネガティブなイメージがついてしまいます。
「気分が乗ったら読む」くらいの気持ちで、長く続けることを優先しましょう。
アウトプットする
読んだ本の感想をアウトプットすることで、読書の効果が高まります。
- SNSで感想を投稿する
- 友人に内容を説明する
- 読書ノートに要約を書く
- ブログで書評を書く
アウトプットすることで、内容が記憶に定着しやすくなります。
本を読まない人が陥りやすい悪循環
本を読まない状態が続くと、悪循環に陥ることがあります。その仕組みを理解しておきましょう。
読まない→苦手意識→さらに読まない
本を読まない状態が続くと、読書への苦手意識が強くなります。
たまに本を手に取っても、集中力が続かず、内容が頭に入ってきません。「やっぱり自分には読書は向いていない」と感じ、さらに本から遠ざかる。この悪循環に陥っている人は多いです。
しかし、これは「向いていない」のではなく「慣れていない」だけです。筋トレと同じで、最初は辛くても続けることで楽になっていきます。
情報不足→機会損失→現状維持
本を読まないと、情報不足で機会を逃すことが増えます。
新しいビジネストレンド、投資の知識、キャリアアップの方法など、本から得られる情報は多岐にわたります。これらを知らないまま過ごすと、周りの人が成長していく中で、自分だけが取り残される感覚を味わうことになります。
そして現状維持を続けた結果、「今さら本を読んでも遅い」と諦めてしまう。これも典型的な悪循環です。
会話力低下→人間関係の質低下
本を読まないと、会話の質が低下します。
話題が少ない、深い話ができない、知識がないので議論に参加できない。こうした状態が続くと、知的好奇心の高い人との人間関係が築きにくくなります。
結果として、同じような情報源を持つ人とばかり付き合うことになり、さらに視野が狭くなるという悪循環が生まれます。
年代別|本を読まない人へのアドバイス
読書を始めるのに「遅すぎる」ということはありません。年代別のアドバイスを紹介します。
10代・20代へ
若いうちに読書習慣を身につけると、一生の財産になります。
この時期は脳が柔軟で、新しい知識を吸収しやすい時期です。今読んだ本は、将来の仕事や人生に必ず活きてきます。SNSや動画を見る時間の一部を読書に充てるだけで、同年代と大きな差がつきます。
おすすめ:興味のある分野の入門書、話題の小説、自己啓発書
30代・40代へ
仕事や家庭で忙しい時期ですが、だからこそ読書が力になります。
マネジメント、リーダーシップ、コミュニケーションなど、この年代で直面する課題に対するヒントは、本の中にたくさんあります。オーディオブックを活用すれば、通勤時間を学びの時間に変えられます。
おすすめ:ビジネス書、リーダーシップ本、子育て・教育関連書
50代以上へ
人生100年時代、50代からでも読書を始める価値は十分にあります。
セカンドキャリアの準備、趣味の深堀り、健康管理など、この年代ならではのテーマがあります。読書は脳の活性化にも効果があり、認知症予防にも役立つとされています。
おすすめ:歴史書、エッセイ、健康・ライフスタイル本
よくある質問|本を読まない人について
Q. 本を読まなくても成功している人はいませんか?
います。しかし、成功者の多くが読書家であることも事実です。
ビル・ゲイツは年間50冊以上、ウォーレン・バフェットは1日5〜6時間読書をすると言われています。読書が成功の必要条件ではありませんが、成功者に読書家が多いことは確かです。
Q. 動画やSNSで情報を得れば十分では?
動画やSNSは「広く浅い」情報収集に向いています。一方、本は「狭く深い」知識を得るのに適しています。
両方を組み合わせることで、バランスの良いインプットができます。動画だけ、SNSだけに偏らず、本も取り入れることをおすすめします。
Q. 読書が苦手なのは才能の問題ですか?
才能ではなく習慣の問題です。
「本を読むのが好きな人」は、子どもの頃から読書習慣があったり、面白い本に出会った経験があったりするだけです。大人になってからでも、読書習慣は身につけられます。
Q. どのくらい読めば「本を読む人」と言えますか?
明確な基準はありませんが、月1冊以上読んでいれば「読書習慣がある」と言えるでしょう。
文化庁の調査では、月に1冊も本を読まない人が47.5%です。月1冊読むだけで、半数以上の人より読書していることになります。
Q. 漫画やラノベは読書に入りますか?
入ります。
漫画やライトノベルも立派な読書です。大切なのは「活字を読む習慣をつける」ことなので、入口は何でも構いません。漫画から小説へ、ラノベからビジネス書へと、徐々に幅を広げていけばいいのです。
Q. 本を読む時間がまったくないのですが?
「まったくない」ことはほとんどありません。
1日のスケジュールを見直してみると、SNSを見ている時間、動画を見ている時間が見つかるはずです。その時間の一部を読書に充てるだけで、読書習慣は始められます。
また、オーディオブックなら通勤中や家事中にも「読書」ができます。時間は「ある・ない」ではなく「作る」ものです。
Q. 読書で本当に年収は上がりますか?
読書だけで年収が上がるわけではありません。
しかし、読書を通じて得た知識やスキル、思考力が、仕事のパフォーマンス向上につながることは事実です。また、読書習慣のある人は自己投資への意識が高く、キャリアアップに積極的な傾向があります。
「読書→年収アップ」という直接的な因果関係ではなく、「読書→能力向上→キャリアアップ→年収アップ」という流れで考えるのが適切です。
Q. 読書嫌いを克服する方法はありますか?
「嫌い」を「好き」に変えるのは難しいですが、「嫌い」を「苦手じゃない」に変えることは可能です。
そのためには、以下のステップを踏むことをおすすめします。
- 薄くて読みやすい本から始める
- 絶対に興味のあるテーマを選ぶ
- 無理に最後まで読まなくてもいいと決める
- 小さな成功体験を積み重ねる
「読書は楽しい」という経験を1回でも持てれば、読書への苦手意識は薄れていきます。
まとめ|本を読まない人から読書家へ
この記事では、本を読まない人の特徴と、読書習慣を身につける方法を紹介しました。
この記事のポイント
- 本を読まない人は視野が狭く、会話の引き出しが少ない傾向がある
- 日本人の47.5%が本を読まないのが現状
- 読書習慣は1日10分から始められる
- 好きな本から始めることが継続のコツ
- オーディオブックや電子書籍でハードルを下げる
「本を読まない人」から「読書家」になるのに、特別な才能は必要ありません。必要なのは、最初の一歩を踏み出すことだけです。
今すぐ始める3ステップ
- 本屋や図書館で、興味のある本を1冊選ぶ
- 「寝る前10分」など、読書時間を決める
- まずは1週間、続けてみる
読書は人生を豊かにしてくれます。今日から、新しい習慣を始めてみませんか?あなたの人生を変える1冊が、きっと見つかるはずです。
本を読まないことで失っているものは、目に見えないからこそ気づきにくいものです。しかし、読書を始めることで得られるものは確実に存在します。視野の広がり、会話力の向上、ストレス解消、そして新しい自分との出会い。これらすべてが、本を開くという小さな行動から始まります。
読書は特別な人だけのものではありません。誰でも、いつからでも始められるのです。まずは1冊、手に取ってみてください。その1冊が、あなたの人生を変える第一歩になるかもしれません。今日がその始まりの日です。さあ、まず1冊の本を開きましょう。

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