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本を捨てる方法5選|正しい分別から罪悪感なく処分するコツまで解説

本を捨てるやりかた

読まなくなった本を処分したいけど、捨て方が分からない。そんな悩みを抱えていませんか?

「本はゴミで出せるの?」「何ゴミに分別すればいい?」「なんとなく捨てるのがもったいない…」

結論から言うと、本は「資源ゴミ(古紙)」として無料で処分できます。ただし、捨てる以外にも「売る」「寄付する」「リサイクル」など、本を有効活用する方法がたくさんあります。

この記事では、本の正しい捨て方から、罪悪感なく処分するためのコツ、本を売る・寄付する方法まで徹底解説します。本棚がスッキリする日も近いはずです。

目次

本の捨て方5つの方法|メリット・デメリット比較

本を処分する方法は主に5つあります。どの方法を選ぶかで、手間・お金・環境負荷が変わります。それぞれの特徴を理解して、あなたに合った方法を選びましょう。

1. 資源ゴミ(古紙回収)として捨てる

最もシンプルな方法です。自治体の資源ゴミ回収日に出すだけで、無料で処分できます。

メリット:

  • 無料で処分できる
  • 大量の本も一度に処分可能
  • リサイクルされるので環境に優しい
  • 手続き不要でシンプル

デメリット:

  • 回収日まで待つ必要がある(週1〜月1回)
  • お金にならない
  • 指定の場所まで運ぶ手間がある
  • 雨の日は出せない

こんな人におすすめ:売れそうにない本、古い本、状態が悪い本をまとめて処分したい人

2. 買取サービスで売る

読み終わった本を買取業者に売る方法です。宅配買取なら自宅から発送するだけで完了します。

メリット:

  • お金になる
  • 宅配買取なら自宅から発送するだけ
  • 本が次の読者に届く
  • 大量の本もまとめて処分できる

デメリット:

  • 古い本・状態が悪い本は値がつかない
  • 査定に時間がかかる(3〜7日)
  • 買取不可の本は返送or処分される
  • 送料がかかる場合がある

こんな人におすすめ:比較的新しい本、人気の本がある人。少しでもお金にしたい人

3. フリマアプリで売る

メルカリやラクマで直接購入者に売る方法です。買取より高く売れる可能性があります。

メリット:

  • 買取より高く売れることが多い
  • 自分で価格を決められる
  • 読みたい人に直接届く
  • 人気の本は即日売れることも

デメリット:

  • 出品・発送の手間がかかる
  • 売れるまで時間がかかる
  • 1冊ずつ対応が必要
  • 販売手数料がかかる(メルカリは10%)

こんな人におすすめ:人気の本、話題の新刊がある人。手間をかけてでも高く売りたい人

4. 寄付・寄贈する

図書館や施設、途上国支援団体に本を寄付する方法です。社会貢献になります。

メリット:

  • 社会貢献になる
  • 罪悪感なく処分できる
  • 本が有効活用される
  • 税制上の優遇がある場合も(一部団体)

デメリット:

  • 寄付先の条件を満たす必要がある
  • 送料は自己負担の場合が多い
  • 受け入れ先が限られる
  • 古い本・需要のない本は受け付けてもらえない

こんな人におすすめ:お金より社会貢献を優先したい人。罪悪感なく処分したい人

5. 可燃ゴミとして捨てる

自治体によっては、少量の本なら可燃ゴミとして出せる場合もあります。

メリット:

  • 回収頻度が多い(週2回程度)
  • 少量なら手軽
  • 雨の日でも出せる

デメリット:

  • リサイクルされない
  • 自治体によってはNG
  • 大量処分には向かない
  • 環境負荷が高い

こんな人におすすめ:数冊だけすぐに処分したい人。状態が悪くリサイクルできない本

📌 処分方法の選び方フローチャート

Q1. 本は売れそうですか?
→ 売れそう → 買取サービス or フリマアプリ
→ 売れなさそう → Q2へ

Q2. 社会貢献したいですか?
→ はい → 寄付・寄贈
→ いいえ → 資源ゴミ

※急いでいる・少量の場合可燃ゴミ(自治体ルール確認)

本をゴミとして捨てる方法|分別ルールを解説

本をゴミとして捨てる場合、正しい分別が必要です。自治体によってルールが異なるため、必ずお住まいの地域のルールを確認しましょう。

本は何ゴミ?自治体別のルール

ほとんどの自治体で、本は「資源ゴミ」または「古紙」として分別されます。

ただし、自治体によってルールが異なるため、必ず確認が必要です。

主要都市の分別ルール:

東京都23区:資源ゴミ(古紙)として週1回回収。燃えるゴミでも可(少量の場合)

大阪市:普通ゴミ(週2回)として出せる。※資源回収拠点も利用可

横浜市:古紙(週1回)。ひもで縛って出す

名古屋市:資源ゴミ(月1回)。集団資源回収も利用可

福岡市:燃えるゴミとして出せる。古紙回収も利用可

札幌市:資源物(週1回)。新聞・雑誌・本を分けて出す

本の出し方・縛り方

資源ゴミとして出す場合の基本ルールは以下の通りです。

  1. ヒモで十字に縛る(ビニール袋に入れない)
  2. 雨の日は出さない(濡れるとリサイクルできない)
  3. 回収日の朝に出す(前日夜NGの地域あり)
  4. カバーは外さなくてOK(紙カバーはそのままで可)
  5. 指定の場所に出す(集積所やマンションのゴミ置き場)
💡 縛り方のコツ
本の大きさを揃えて重ねると、崩れにくく縛りやすいです。文庫本・単行本・雑誌は分けて縛ると回収業者も助かります。ビニールひもや紙ひもがおすすめ。荷造り用のPPバンドも可。

一緒に出せないもの

本と一緒に「古紙」として出せないものがあります。事前に取り除いておきましょう。

  • ビニールカバー・ビニールコーティングされた表紙(剥がして出す)
  • 付属CD・DVD(別途処分。不燃ゴミなど)
  • 防水加工された紙
  • 汚れがひどい本(可燃ゴミへ)
  • 濡れた本(乾かしてから出すか可燃ゴミへ)
  • ホチキスの針(外さなくてOKの地域が多い)

大量の本を処分する場合

引越しや断捨離で大量の本を処分する場合は、以下の方法がおすすめです。

1. 資源回収拠点に持ち込む

  • 自治体のリサイクルセンターに直接持ち込める
  • 一度に大量処分可能
  • 無料で処分できる
  • 車が必要な場合が多い

2. 古紙回収業者に依頼する

  • 無料で自宅まで回収に来てくれるサービスもある
  • 大量の場合は買い取ってくれることも
  • 「○○市 古紙回収」で検索

3. 宅配買取を利用する

  • ダンボールに詰めて送るだけで査定・買取
  • 値がつかない本も無料で引き取ってくれるサービスあり
  • ブックサプライ、もったいない本舗など

4. 不用品回収業者に依頼する

  • 本以外の不用品も一緒に処分できる
  • 自宅まで来てくれる
  • 有料(数千円〜)
  • 悪質業者に注意(事前に見積もりを取る)

本を捨てるのがもったいない?有効活用する方法

「まだ読める本を捨てるのがもったいない」と感じるなら、本を有効活用する方法を検討しましょう。捨てる以外にも、本を次の人に届ける方法はたくさんあります。

買取サービスで売る

宅配買取なら、ダンボールに詰めて送るだけで査定・買取してもらえます。

おすすめの買取サービス:

サービス名 特徴 送料無料条件
ブックサプライ 事前査定で買取価格が分かる 30点以上
ブックオフオンライン 大手の安心感。キャンペーン豊富 10点以上
もったいない本舗 古い本も買取可能。ダンボール無料 無条件
Vaboo 5点以上で送料無料。少量OK 5点以上
専門書アカデミー 医学書・法律書など専門書に特化 無条件

買取価格の目安:

  • 話題の新刊:定価の30〜50%
  • ビジネス書:100〜500円
  • 文庫本:10〜100円
  • 古い本・需要のない本:0円(買取不可)
💡 買取不可でも無料引取してくれるサービス
「もったいない本舗」や「Vaboo」は、買取不可の本も無料で引き取って処分してくれます。「売れなかったら捨てるのが面倒」という人におすすめです。

メルカリで売る

人気の本なら買取より高く売れる可能性があります。

  • 出品は写真を撮って説明文を書くだけ(5〜10分)
  • らくらくメルカリ便で匿名配送OK
  • 本1冊の送料:210円〜(ネコポス)
  • 販売手数料:売上の10%

ただし、1冊ずつ出品・発送する手間がかかるため、高く売れそうな本だけに絞るのがおすすめです。

メルカリで高く売れやすい本:

  • 発売から1年以内の新刊
  • ベストセラー・話題の本
  • 資格試験の参考書(最新版)
  • マンガの全巻セット
  • 絶版本・レア本

図書館に寄付する

地域の図書館によっては、本の寄贈を受け付けています。

寄贈できる本の例:

  • 比較的新しい本(発売から5年以内など)
  • 状態が良い本(書き込み・汚れなし)
  • 図書館に蔵書がない本
  • 地域に関する本、郷土資料

注意点:

  • 図書館ごとに受け入れ条件が異なる
  • 古い本・百科事典は断られることが多い
  • 事前に問い合わせが必要
  • 寄贈された本が必ず蔵書になるわけではない

途上国に送る(寄付団体)

本を途上国の子どもたちに届ける団体もあります。

  • ブックオフ「きしゃぽん」:本の買取額をNPOに寄付できる
  • セカンドライフ:本を含む不用品を途上国に寄付
  • エコトレーディング:古本を寄付して社会貢献
  • BOOKOFF グループの寄付活動:店舗で寄付受付(期間限定)

友人・知人に譲る

読み終わった本を読みたい人に直接譲るのも良い方法です。

  • SNSで「欲しい人いますか?」と投稿
  • 職場や学校で声をかける
  • 地域の掲示板に投稿
  • ジモティーで「0円」で出品
📌 本を有効活用する方法まとめ

売る:宅配買取(ブックサプライ、もったいない本舗)、メルカリ
寄付:図書館、NPO団体(きしゃぽん、セカンドライフ)
譲る:友人・知人、ジモティー
リサイクル:資源ゴミとして出す

本を捨てる基準|断捨離のコツ

「どの本を捨てればいいか分からない」という人のために、本を捨てる基準を紹介します。この基準に従って本棚を見直せば、スッキリ片付けられるはずです。

捨てるべき本の基準5つ

  1. 1年以上読んでいない本
    • 「いつか読む」と思って1年経ったら、これからも読まない可能性が高い
    • 読みたくなったら、また買うか図書館で借りればいい
  2. 内容を覚えていない本
    • 読んだはずなのに内容を思い出せない本は、あなたに合わなかった証拠
    • 必要になったら買い直せばいい
  3. 「いつか読む」と思って積んでいる本
    • 積読(つんどく)が3冊以上あるなら、優先順位が低い本は処分
    • 本当に読みたい本だけ残す
  4. 情報が古くなった実用書
    • IT・ビジネス系の本は情報が古くなりやすい
    • 発売から3〜5年経った実用書は見直し対象
    • 税金・法律関連は特に注意(法改正で内容が変わる)
  5. 電子書籍で買い直せる本
    • Kindleなどで電子版があるなら、紙の本は処分してもOK
    • 場所を取らず、いつでも読み返せる

残すべき本の基準4つ

  1. 何度も読み返したい本
    • 人生のバイブル、お気に入りの小説など
    • 年に1回以上読み返すなら残す価値あり
  2. 絶版・入手困難な本
    • 手放したら二度と手に入らない可能性がある
    • ただし、電子版で代替できるなら処分もアリ
  3. 思い出のある本
    • プレゼントでもらった本、サイン本など
    • 思い出として残す価値がある
  4. 仕事や勉強で繰り返し参照する本
    • 辞書、専門書、資格試験の参考書など
    • 現役で使っているなら残す
💡 迷ったときのルール
「また読みたくなったら買い直せばいい」と割り切ると、手放しやすくなります。多くの本はAmazonや図書館で再入手可能です。

また、「この本を友人に薦められるか?」と自問してみてください。薦められないなら、あなたにとっても不要な本かもしれません。

本棚のスペースで決める

物理的な制限を設けると、本を厳選する習慣がつきます。

  • 「本棚に入る分だけ」と決める
  • 1冊買ったら1冊手放す(ワンイン・ワンアウト)
  • 定期的(年1回など)に見直す時間を作る
  • 本棚の半分は空けておく(新しい本を迎える余白)

迷う本は「保留ボックス」へ

捨てるか迷う本は、一時的に「保留ボックス」に入れるのもおすすめです。

  1. ダンボールに迷っている本を入れる
  2. 日付を書いて封をする
  3. 半年〜1年後に開封
  4. 開封するまで一度も思い出さなかったら処分

この方法なら、「やっぱり残しておけばよかった」という後悔を防げます。

本を捨てる罪悪感を和らげる考え方

「本を捨てるのは悪いこと」と感じてしまう人も多いです。罪悪感なく処分するための考え方を紹介します。

本は「読んだ時点で役目を終えている」

本の価値は「読むこと」にあります

あなたがその本から知識や感動を受け取った時点で、本は役目を果たしています。本棚に眠らせておくより、次の読者に届けた方が本も喜ぶはずです。

本を読んで得た知識や感動は、あなたの中に残っています。本そのものを持っていなくても、本から受け取ったものは消えません。

「また読みたくなったら買い直せる」

現代は、ほとんどの本が再入手可能です。

  • Amazonで中古本を1円〜購入できる
  • 図書館で無料で借りられる
  • 電子書籍で即購入できる
  • メルカリで安く買える

「手放しても、また手に入る」と考えると気持ちが楽になります。実際に手放した本を買い直すことは、ほとんどありません。

「捨てる」ではなく「手放す」と考える

捨てるという言葉には抵抗があるなら、「手放す」「次の人に届ける」と言い換えてみましょう。

  • 売る → 次の読者に届ける
  • 寄付する → 本を必要としている人に届ける
  • 資源ゴミに出す → リサイクルして新しい紙に生まれ変わる

本は「捨てられる」のではなく、「次の役目」に向かっていくのです。

持ちすぎは本への敬意を欠く

本を大切にしたい気持ちは分かりますが、読まれない本が本棚に眠っていることは、本にとって幸せなことでしょうか。

読まれない本より、次の読者に届けてあげる方が、本への敬意とも言えます。

本棚がパンパンで新しい本を迎え入れられない状態は、読書を楽しむ機会を逃しているとも言えます。

本を手放すと起こる良いこと

  • 部屋がスッキリする
  • 掃除が楽になる
  • 新しい本を迎える余白ができる
  • お金になる(売る場合)
  • 本が次の人に届く
  • 心が軽くなる
考え方のシフト:

❌「捨てるのはもったいない」
⭕「読まない本を持ち続ける方がもったいない」

❌「本は捨てられない」
⭕「本を次の人に届ける」

❌「また読むかもしれない」
⭕「読みたくなったらまた買えばいい」

本の処分でよくある質問

本を処分するときによくある疑問をQ&A形式で解説します。

Q. 本のカバーは外して捨てるべき?

A. 紙カバーならそのままでOKです。

ビニールコーティングされたカバー(ツルツルした表面)は、自治体によっては分けて出す必要があります。お住まいの地域のルールを確認しましょう。

一般的には、ホチキスの針やクリップもそのままで出せる地域が多いです。

Q. 雑誌と本は一緒に出せる?

A. 多くの自治体では、雑誌と本は同じ「古紙」として出せます。

ただし、回収効率のために「本」「雑誌」「新聞」を分けて縛るよう推奨している地域もあります。分けた方が親切です。

Q. 書き込みがある本は売れる?

A. 書き込みがある本は、買取価格が大幅に下がるか、買取不可になることが多いです。

ただし、以下の場合は売れる可能性があります。

  • メルカリ:「書き込みあり」と明記すれば売れることも
  • 参考書・テキスト:書き込みありでも需要がある
  • 専門書アカデミー:書き込みありでも買取可能な場合あり

売れない場合は、資源ゴミとして処分しましょう。

Q. 百科事典や全集はどう処分する?

A. 百科事典や全集は買取不可になることが多いです。

  • 買取サービス:重くて送料がかかるため断られがち
  • 図書館:すでに蔵書があるため断られがち
  • 資源ゴミ:出せるが重いので大変

おすすめの処分方法:

  • 古紙回収業者に直接依頼する
  • 自治体のリサイクルセンターに持ち込む
  • 不用品回収業者に依頼する(有料)

Q. 汚れた本・破れた本は何ゴミ?

A. 汚れや破れがひどい本は「可燃ゴミ」として出しましょう。

リサイクルできる状態ではないため、資源ゴミに出しても回収されない可能性があります。

以下の状態は可燃ゴミへ:

  • 水濡れでページがくっついている
  • カビが生えている
  • 汚れがひどい
  • 大きく破れている

Q. 教科書はどう処分する?

A. 教科書は以下の方法で処分できます。

  • メルカリで売る:最新版なら需要あり。書き込みありでも売れる
  • 専門書アカデミー:大学教科書は買取可能
  • 後輩に譲る:学校の後輩、サークルなど
  • 資源ゴミ:古い版は需要がないので処分

教科書は改訂されると旧版の価値が下がります。早めに売るか、譲るのがおすすめです。

Q. 同人誌はどう処分する?

A. 同人誌は以下の方法で処分できます。

  • 駿河屋:同人誌の買取に対応
  • まんだらけ:人気サークルの同人誌は高価買取
  • メルカリ:需要のある作品なら売れる
  • 資源ゴミ:売れない場合は処分

ISBNがない同人誌は、一般的な買取サービスでは受け付けていないことが多いです。

本の種類別|最適な処分方法一覧

本にはさまざまな種類があり、種類によって最適な処分方法が異なります。ここでは、本の種類別に最も適した処分方法を詳しく解説します。

文庫本・新書の処分

文庫本や新書は最も処分しやすいタイプの本です。

  • 買取サービス:人気作家の作品なら10〜100円程度で売れる
  • メルカリ:セットでまとめ売りすると効率的(10冊セットなど)
  • 資源ゴミ:古い作品や状態が悪いものはリサイクルへ

ポイント:文庫本は単価が低いため、1冊ずつ売るよりまとめて買取に出す方が効率的です。人気シリーズは全巻セットで出すと高値がつきやすいです。

ハードカバー・単行本の処分

単行本は文庫より買取価格が高くなる傾向があります。

  • 買取サービス:発売から1年以内なら定価の20〜40%で売れることも
  • メルカリ:話題の本は定価の50%以上で売れることも
  • 図書館への寄贈:状態が良い本は受け入れてもらいやすい

注意点:ハードカバーは重量があるため、宅配買取の送料無料条件を確認しましょう。重量制限を超えると送料がかかる場合があります。

マンガ・コミックの処分

マンガは全巻セットで売るのが圧倒的に有利です。

  • 買取サービス:人気作品の全巻セットは数千円〜数万円になることも
  • メルカリ:完結した作品の全巻セットが人気
  • ブックオフ店頭:持ち込みで即日現金化
  • 駿河屋:マンガ買取に強い。レアな作品は高額査定

高く売れるマンガの条件:

  • 全巻揃っている(欠巻なし)
  • 初版本・限定版
  • 帯付き・美品
  • アニメ化・映画化された作品

雑誌・ムック本の処分

雑誌は買取では値がつきにくいですが、処分方法はいくつかあります。

  • 資源ゴミ:基本的にはリサイクルへ出す
  • メルカリ:廃刊誌、特定アイドルの表紙号は需要あり
  • 美容院・病院への寄付:待合室用として喜ばれることも
  • 付録付き雑誌:未使用付録があれば別で売れる

ポイント:ファッション誌は発行から3ヶ月以内なら美容院で喜ばれることがあります。事前に確認してから持ち込みましょう。

専門書・学術書の処分

専門書は一般の買取サービスより専門店の方が高く売れます

  • 専門書アカデミー:医学書、法律書、IT書籍に特化。高価買取
  • メディカルマイスター:医学・看護系専門
  • 大学の後輩に譲る:教科書として使える場合
  • 研究室への寄贈:専門性の高い本は喜ばれる

注意点:専門書は版が古いと価値が下がります。特に法律、IT、医学系は最新版でないと需要がありません。早めの処分がおすすめです。

絵本・児童書の処分

絵本は状態が良ければ需要が高いジャンルです。

  • メルカリ:人気シリーズは高値で売れる(ノンタン、アンパンマンなど)
  • 保育園・幼稚園への寄付:状態が良ければ喜ばれる
  • 子育て支援センター:地域によっては受付あり
  • 病院の小児科:待合室用として需要あり

ポイント:絵本は「読み聞かせに使える」状態なら価値があります。破れや落書きがなければ、寄付先を探してみましょう。

本の種類 おすすめの処分方法 注意点
文庫本・新書 まとめて買取、資源ゴミ 単価が低いのでまとめ売り推奨
ハードカバー 買取、メルカリ、図書館寄贈 重量で送料がかかる場合あり
マンガ 全巻セットで買取/メルカリ 欠巻があると価値激減
雑誌 資源ゴミ、美容院寄付 買取はほぼ不可
専門書 専門書アカデミー等 版が古いと価値なし
絵本 メルカリ、保育園寄付 状態が良ければ需要あり

地域のリサイクルサービスを活用する

自治体の資源ゴミ以外にも、地域にはさまざまなリサイクルサービスがあります。これらを上手に活用すると、より効率的に本を処分できます。

地域の古紙回収ステーション

スーパーやショッピングモールの駐車場に設置されている古紙回収ボックスを利用する方法です。

メリット:

  • 24時間いつでも持ち込める
  • 無料で処分できる
  • ポイントがもらえる場合も(イオン、ヨーカドーなど)
  • 雨の日でも濡れにくい(屋根付きの場所が多い)

設置場所の例:

  • イオン、イトーヨーカドー
  • ホームセンター(カインズ、コーナンなど)
  • スーパー(ライフ、マルエツなど)
  • ドラッグストア(ウエルシアなど)

集団資源回収を利用する

町内会やPTA、子ども会などが行っている集団資源回収も便利です。

メリット:

  • 収益が地域活動に使われる(社会貢献になる)
  • 回収場所が近い(学校や公民館など)
  • 大量の本も受け入れてもらいやすい

回収日程は町内会の掲示板や学校からの配布物で確認できます。

古紙問屋・リサイクル業者への持ち込み

大量の本がある場合は、古紙問屋やリサイクル業者に直接持ち込む方法もあります。

メリット:

  • 重量に応じて買い取ってもらえる(1kgあたり5〜15円程度)
  • 一度に大量処分できる
  • 引越し前など急ぎの場合に便利

「○○市 古紙回収業者」で検索すると、お近くの業者が見つかります。持ち込み可能か事前に電話確認しましょう。

【シーン別】本の処分ガイド

本を処分するシーン別に、おすすめの方法を紹介します。

引越しで大量の本を処分したい

おすすめ:宅配買取 + 資源ゴミ

  1. まず売れそうな本を宅配買取に出す(ブックサプライ、もったいない本舗)
  2. 買取不可だった本は資源ゴミへ
  3. 時間がなければ不用品回収業者に一括依頼

引越し業者によっては、本の買取サービスを提供しているところもあります。見積もり時に確認してみましょう。

遺品整理で本を処分したい

おすすめ:出張買取 + 遺品整理業者

  • 価値のある本(初版本、サイン本、稀少本)は古書店に査定依頼
  • 大量の場合は出張買取を利用
  • 本以外の遺品も一緒に処分するなら遺品整理業者

故人の蔵書の中には、思いがけず価値のある本が含まれていることがあります。捨てる前に一度査定してもらうことをおすすめします。

断捨離で本を減らしたい

おすすめ:基準を決めて仕分け → 売る + 寄付 + 処分

  1. 「残す」「売る」「寄付」「処分」の4つに仕分け
  2. 売れそうな本 → メルカリ or 宅配買取
  3. 状態が良い本 → 図書館に寄付
  4. それ以外 → 資源ゴミ

一度に全部やろうとすると疲れるので、「今日は1棚だけ」など範囲を決めて少しずつ進めましょう。

読み終わった本を定期的に処分したい

おすすめ:メルカリ or 宅配買取のルーティン化

  • 読み終わったらすぐメルカリに出品(高く売れる)
  • 月に1回、売れ残った本をまとめて宅配買取へ
  • 買取不可だった本は資源ゴミへ

「読み終わったら手放す」を習慣にすると、本が溜まりません。

まとめ

本を処分する方法は「捨てる」だけではありません。売る・寄付する・譲るなど、本を有効活用する方法がたくさんあります。

📌 本の処分方法まとめ

■ ゴミとして捨てる
・資源ゴミ(古紙)として出す
・ヒモで十字に縛る。雨の日は避ける
・自治体のルールを確認

■ 有効活用する
売る:宅配買取(ブックサプライ、もったいない本舗)、メルカリ
寄付:図書館、NPO団体(きしゃぽん、セカンドライフ)
譲る:友人・知人、ジモティー

■ 捨てる基準
・1年以上読んでいない本
・内容を覚えていない本
・情報が古くなった実用書
・電子書籍で買い直せる本

本を捨てることに罪悪感を感じる必要はありません。

本は「読んだ時点で役目を終えている」と考えましょう。読まれない本を本棚に眠らせておくより、次の読者に届けた方が本も喜びます。

まずは本棚を見直して、「1年以上読んでいない本」をピックアップしてみてください。

売れる本は買取サービスへ、売れない本は資源ゴミへ。スッキリした本棚は、新しい本との出会いをもたらしてくれます

本を手放す勇気が、新しい読書体験への第一歩です。

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この記事を書いた人

このブログでは、読書のやり方や、読書をサポートしてくれるガジェットやアプリ、サブスクサービス、習慣化のコツを紹介しています。
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